あんた誰と賭けていたの
あたしの心はいくらだったの

ドアに爪でかいていくわ
やさしくされて唯うれしかったと

あんた誰と賭けていたの
私の心はいくらだったの

うらみます
うらみます
あんたのこと
死ぬまで


若い頃は自分の受けた仕打ちにしか目がいかなくて
自分の辛さを相手に向けてぶつけるしか
気持ちのやり場がない
視野というものは、年齢と共に広がっていくものかもしれない
しかし、視野を広げる為には
経験を受け入れる努力をしなければならない
痛みを誰かに向けるだけで、大切なものから目を背けていては
いつも同じ場所しか見えない
先へは進めない

恒星のように、自らのエネルギーを燃やして時を経る若さと
己の中にあったエネルギーが使い果たされつつあることを感じ入る成年と
どちらに非があるわけでも利があるわけでもない

得るものは自分次第

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