日本ロケット、またも打ち上げ失敗した日
2004年2月10日につき・・・
X線天文衛星「ASTRO(アストロ)E」が鹿児島宇宙空間観測所からM5ロケット4号機で打ち上げられたが、直後にロケットの姿勢が崩れるトラブルが発生した
2000(平成12)年2月10日のことである
宇宙科学研究所は、地上から指令を送りロケットの軌道修正を試みたが、アストロEの位置を見失った
アストロEは、1993(平成5)年に打ち上げられた「あすか」に続く国内5基目のX線天文衛星で、ブラックホールの構造など宇宙の謎の解明を目指すはずだった
建設費はアストロEが116億円、M5ロケットが68億円
宇宙研の打ち上げ失敗は、前年11月の宇宙開発事業団の「H2」と相次ぎ、日本の宇宙開発は危機的な状況に追い込まれた
この当時はNASDAという機関名だった宇宙開発事業団はJAXSAと名を変え今日に至る
その後も宇宙開発事業としてロケットを打ち上げているが、失敗に終わっているのは記憶に新しい
日本の技術力が猿まねと言われぬよう、そして己のプライドを私たちに誇示するならば、その証ともいえる日本製ロケットを宇宙空間に浮かべて欲しいものだ
X線天文衛星「ASTRO(アストロ)E」が鹿児島宇宙空間観測所からM5ロケット4号機で打ち上げられたが、直後にロケットの姿勢が崩れるトラブルが発生した
2000(平成12)年2月10日のことである
宇宙科学研究所は、地上から指令を送りロケットの軌道修正を試みたが、アストロEの位置を見失った
アストロEは、1993(平成5)年に打ち上げられた「あすか」に続く国内5基目のX線天文衛星で、ブラックホールの構造など宇宙の謎の解明を目指すはずだった
建設費はアストロEが116億円、M5ロケットが68億円
宇宙研の打ち上げ失敗は、前年11月の宇宙開発事業団の「H2」と相次ぎ、日本の宇宙開発は危機的な状況に追い込まれた
この当時はNASDAという機関名だった宇宙開発事業団はJAXSAと名を変え今日に至る
その後も宇宙開発事業としてロケットを打ち上げているが、失敗に終わっているのは記憶に新しい
日本の技術力が猿まねと言われぬよう、そして己のプライドを私たちに誇示するならば、その証ともいえる日本製ロケットを宇宙空間に浮かべて欲しいものだ
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